2013年10月 のアーカイブ
招かざる客(-""-;)
少し前から姿を見せるようになったノスリの写真がようやく撮影できました。
山地に飛来するノスリは、平野部のものよりかなり警戒心が強いように思います。
夏でも稀に観察されることはありますが、基本的には冬鳥ですね。
そして新顔の冬鳥、ミヤマホオジロです。
例年より10日ほど遅かったですが、これから沢山渡ってくるでしょう(^^)
カシラダカ
同じ仲間ということで、年中観察できるホオジロも撮影してみました。
ジョウビタキ
メスはやっぱり可愛いですね(^^)
コサメビタキ
夏鳥もまだ姿を見せることがあります。
アトリ
第一陣の後、あまり姿を見かけなくなったのですが、ここにきて数が増え始めました。
撮影中に、あまり聞き覚えのない鳴き声がしたので、何かと思ったらソウシチョウの群れでした。
見るだけならとても綺麗な鳥なのですが、特定外来生物や日本の侵略的外来種ワースト100に選定されています。
日本の生態系への影響度という面においては、おそらく鳥の中では最も懸念される種ではないかと思います。
私がこの鳥を初めて撮影したのは僅か5年前の春のこと、
初めて聞く囀りに、何の鳥だろうと思って必死に写真を撮ったことを思い出します。
その頃はさほど数も多くなく、外来種が生息しているという事実に驚いたものです。
その後爆発的に数が増えて、私が初めて写真を撮影した付近では近年ウンザリするほどの数になりました。
その場所は自宅からは車で一時間ほど離れているので、まさかとは思いましたが、
昨年は比較的近場の山に生息していることも初確認し、今夏は鳴き声が聞こえる場所も増えていました。
それでも、家のすぐ近くで写真を撮影する日がこんなに早く訪れるとは思いませんでした。
生息場所が急速に拡大しているのは間違いなさそうですね。
多くの野鳥が年々減少傾向にある中、あまりの繁殖力の強さには驚かされます。
そのうち、家の周りの鳥がソウシチョウだらけということになってしまうのでしょうか?
人間のちょっとした不注意が生態系へ与える影響は計り知れないものがありますね。