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小さい秋みつけた

暦の上ではもうすぐ秋ですが、

少し前からミンミンゼミやツクツクボウシの鳴き声がするようになり、

季節がまた一つ進んだようです。

 

セミの発生時期は地域によっても差があると思いますが、

私の地域では4月にハルゼミ鳴き声を聞くことから始まります。

セミは夏のイメージが強い昆虫ですが、

ミンミンゼミやツクツクボウシは10月まで鳴き声が聞かれますから、

意外にも一年の半分もの間、セミの鳴き声を聞くことができるのですね。

 

お中元シーズンですから、ミズヒキです。

日本全国に自生する植物ですが、

花がとても小さいので、意外と見過ごしてしまうかもしれません。

一つの花が紅白になっているところが面白いです。

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マツヨイグサ

マツヨイグサの仲間はこの時期いたるところで目にしますね。

この植物の種は、秋に飛来するマヒワの大切な餌になります。

昨シーズンはとても少なかったマヒワですが、今季はどうなるでしょう。

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ススキ

秋らしい植物の一つですが、ホオジロ科の鳥にとっては冬の重要な食料になります。

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カラスザンショウ

冬には最も多くの種類の鳥が集まる木の一つだと思います。

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フシグロセンノウ

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味覚の秋ももうすぐ?

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既に色づき始めた葉も・・・

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あまり山歩きなどをしない人には信じがたいかもしれませんが、

7月の終わりごろになると、早くも落葉が始まり枯葉が落ちるようになります。

山と言っても特別標高が高い場所ではなく、東京タワーより少し高い程度です。

この木はたぶんオニグルミだと思います。

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ミヤマカラスアゲハ

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オオルリの幼鳥

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キビタキの幼鳥

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サンショウクイ

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ソウシチョウ

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クロツグミ

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クマタカ

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今年もミゾゴイの姿を見たのですが、カメラを向ける前に飛ばれてしまいました。

森林性のサギの仲間で、渡り鳥ながら日本以外では繁殖が確認されていません。

個体数は500番以下ともいわれますが、

これまでとは違った場所でその姿を確認できたことは大きな収穫でした。

 

数時間経っても気配がないので、

道なき道を巣がないかと探してみましたが、見つかりませんでした。

落とし主は定かではありませんが、鳥の糞がいたるところにあったので、

頻繁に出没しているのかもしれません。

 

ミゾゴイの巣立ちは8月後半頃だと思われますから、

まだチャンスがなくなったわけではありません。

これまで私が姿を見たのは5月と8月頃に集中しているので、

巣作りと餌運びのため活発に行動する時期なのでしょう。

 

これまで姿を何度か見たことがあり、

営巣していない巣も2度ほど見つけ撮影したたことがありますが、

鳥の撮影運にはことごとく見放されています。

でも、ユニークな鳥が近くの森を闊歩する姿を想像するだけでもニヤニヤしてしまいます。

 

既に秋の鳥が観察できるようになったところもあるとか・・・・

実際の季節は、暦よりも少し早めに進むようです。

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