秋を探して・・・・

台風の影響か急激に気温が低下して、肌寒いほどになりました。

 

その前の猛暑の日に撮影した、お山の鳥さんたちですが、

今年はお盆を過ぎても意外と沢山残っていました。

サンコウチョウはまだ囀っていますが、繁殖が遅れているのかな？

夏鳥が遅くまで見られる年は、秋の渡りが好調な気がしますが、

このところ不作が続いているので、今年こそはと期待が高まります。

 

クロツグミ

サンショウクイ

キビタキ

 

オシドリ

クサシギ

ゴイサギ

キジ

ハヤブサ

アオバト

今年の秋の渡り一号は、こんな鳥になりました。

まだ薄暗く距離もあったので、どうせウグイスあたりだろうと思って撮ったものですが、

どうやらシマセンニュウのようです。

摩耗した夏羽だと思われますが、尾羽の先端に白い部分が確認できました。

２１日の撮影ですが、ずいぶん早い時期に渡るものですね。

秋の渡りの序盤はやはりシギから始まりますね。

アオアシシギ

タカブシギ

オグロシギ

 

いつも悩むジシギの仲間ですが、

明らかにチュウジシギと判断できる個体を見付けました

嘴の長さと顔の大きさのバランス、羽縁の色の入り方の特徴、

そしてこれまで数え切れないほど見たタシギとは明らかに違う色味・・・

図鑑や他人の撮影した写真では、なかなか違いを感じ取るのが難しいですが、

この個体はファインダーを覗いた瞬間に、タシギではないことが確信できるほど違って見えました。

８月にタシギが渡ってくることは少ないと思うので、この時期にジシギを探すのが撮影の近道なのでしょう。

久しぶりに観察種が増えて、順調な秋冬シーズンのスタートになりました。

マガン

冬鳥の主役ともいえる鳥さんですが、おそらく越夏個体でしょう。

ツリフネソウ

ボタンヅル