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春風の贈り物

全国的に春一番が吹き大荒れだった2月14日。

春一番というと暖かく強い風が吹くイメージですが、

この日は気温がどんどん下がり、時折強い雨がたたきつける冬の嵐のような天気でした。

こんな日でも、ノコノコと出かけるのはアカショウビンくらいかもしれませんね(^^ゞ

 

あちこち回ってもあまり成果が上がりませんでしたが、

何となく胸騒ぎがしたので、早朝に立ち寄ったばかりの海に昼頃になってもう一度戻ってみました。

 

荒海に、何かしら見え隠れしたような気がしたのでカメラを向けると、

2年ぶりに再会できたウミスズメでした。

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慌てて三脚を準備している僅かの間に見失ってしまい、あえなく撃沈かと思いきや、

ふと見ると、いつの間にか目の前に来てくれていました。

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2年前に撮影したときは、かろうじて鳥の識別ができる程度の米粒だったことから比べると夢のようです。

体長僅か24cm、ツグミと同じくらいの大きさで、

普段は沖合に浮かんでいて、繁殖地以外では陸地に近づくことは滅多にない思われる絶滅危惧ⅠA類の鳥さんが、

陸上からノートリで撮影出来るなんて・・・・

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至福の時間は長くは続かず、あっという間に遠ざかり波間に消えてしまいました。

この2年の間に何十回と立ち寄っていますが、カメラを取り出したことは一度も無かったと思います。

でもこの一瞬だけで、空振りの連続は全て帳消しですね!

 

ウミアイサ

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ヒメウ

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カワウ

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アメリカコハクチョウ

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マガン

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タシギ

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タヒバリ

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オオバン

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オオカラモズ

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この写真は背景に拘って撮影しましたが、写真を見ただけでは何のこっちゃかもしれませんね。

知っている人には何が写っているのかすぐにわかると思いますが、

撮影地の景観をモノトーンの世界で表現できたと思う、単なる自己満足写真です。

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