「ヘラシギ」カテゴリーの投稿アーカイブ
秋の遠足Part2は、秋の大収穫祭!
葦原でオオヨシキリを可愛くしたような、これまでに聞いたことのない声がしたので、
姿がよく似たセッカが多い場所なので、セッカ以外が撮れることを期待しながら、姿が見える一瞬を撮影しました。
帰って図鑑で確認するとやはりコヨシキリでした。
今回が初撮りだと思ったのですが、2年前に撮影したセッカの写真を見直したら、
一枚だけコヨシキリの写真が交じっていたので、どうやら2回目だったようです(笑)
今まで私の中では曖昧だった、セッカとコヨシキリの識別ポイントがはっきりわかったので、結果オーライです(^_^)
チュウシャクシギ
水辺の鳥なのに、意外とこんな場所で見ることが多いですね。
中央がチュウサギ、右の大きいのがダイサギ、両サイドの小さなのがコサギ。
3種同時に写真が撮れることはなかなかありませんが、
比べると結構大きさが違いますね。
右はタカブシギ
タカブシギ
↓実はこのヘンテコなのが本日の主役ですが、詳しくは後ほど・・・
ハマシギ
クロハラアジサシ
かなり前に、遠くでボケボケの証拠写真を撮ったことがありますが、近くで見られて大満足でした(^_^)
完全に冬羽に換羽しているようで、アカショウビンのような腹黒ではありません(笑)
♪あなたもオオバンに変わりますか~♪
この日の最大のヒットはヘラシギで初見ですヾ(=^▽^=)ノ
最初白っぽいのでミユビシギかと思ったら、アラビックリでした(ノ゜⊿゜)ノ
日本では絶滅危惧種ⅠA類で、野生種絶滅のトキを除けば
最も絶滅の危険性の高い鳥とランクされていて,
有名どころでは、コウノトリやヤンバルクイナと同じランクです。
繁殖地はロシアの一地域のみで2008年調査で僅か150~320番と推定されているそうです。
これはジャイアントパンダより遥かに少ないですね(゜_゜i)
スズメほどの小さな渡り鳥で、1970年代の2000番から急速に数が減っていることを考えると、
絶滅は本当に時間の問題なのかもしれません。
日本で絶滅危惧種ⅠA類に指定されている鳥類は、現在21種で、
このうち私が完全な野生個体を見たのは、クロツラヘラサギに続きようやく2種目です。
一度見てみたい鳥ではあったのですが、自力で発見できるとは思っていなかったので、
アカショウビンの「頑張って探そうリスト」にも入っていませんでした(^^ゞ
トウネンなどに稀に交じっていることがあるそうですが、オバちゃんと一緒とはね~
誰もが簡単に見られる鳥が見られない一方で、こんなラッキーなこともあるものですね。
おまけです。
波に揉まれている、海草のようなものが目に入ったので、波が引く瞬間に写真を撮ってみると・・・(@@;
かぎ爪ですし、足には黄色い部分が見え、嘴は白っぽい感じです。
トビやミサゴクラスの大型の猛禽のようにも思われますが、
こんな黒い羽の猛禽は思いつかないので、何でしょう?
体に比べて、頭が大きい気もするし、羽はカラスぽいかなぁ?
嘴の形が見えないのが残念・・・
こちらも絶命(-人-)