「コブハクチョウ」カテゴリーの投稿アーカイブ

デカい鳥

一年でも一番寒いはずのこの季節・・・

朝晩はかなり冷え込むことがあるものの、

昼間は二桁の気温になるなど季節外れの暖かさが続きました。

暖かさに誘われて、今季は随分と早くからハクチョウの北帰行も始まっているようで、

のんびりしていると、あっという間に冬鳥シーズンが終わってしまいそうです(^^;

 

コハクチョウの中で見つけたオオハクチョウです。

やはり存在感が違いますね(^▽^)/

毎年少数が飛来しますが、越冬中に安定して見られることは少ないです。

その気になって探せば毎年撮影できるとは思いますが、

サボり癖があるので、撮影したのは何と4年ぶりとなります(^^ゞ

見た目にはよく似た同じハクチョウですが、コハクチョウは陸上で餌を食べることが普通なのに対して、

オオハクチョウは水草などを食べることも多くて、一日中水面で過ごすことも珍しくありません。

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西日本では数の少ないオオハクチョウですが、

北日本ではオオハクチョウが圧倒的に多くてコハクチョウのほうが少なくなります。

繁殖はコハクチョウのほうがより北の地域で繁殖するそうで、

小型のコハクチョウは遠距離の渡りをして、大型のオオハクチョウは近距離の渡りをしていることになります。

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こちらは年間を通じて観察できるコブハクチョウがコハクチョウの群れに交っている様子です。

オオハクチョウ以上に水辺から離れることが少ない鳥さんだと思いますが、

私は陸上でコハクチョウの群れに交っているのは今回初めて見ました。

あまりハクチョウの群れを真剣に観察することがないので、

単にこれまで気が付かなかっただけかもしれませんが・・・

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オオハクチョウより大きくて、日本で観察できる鳥の中でも最大級・・・とにかくデカいですね!

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デカいついでで、コブハクチョウと双璧のデカさを誇る鳥といえばナキハクチョウです。

日本への飛来記録は1991年以降の3例ほどだと思いますが、いずれも同一個体ではないかと言われています。

運よく5年前に撮影したものですが、全て同一個体とすれば初飛来後から20年以上経過しているので、

そろそろ生存は微妙な感じもしますね。

世界的にも数が非常に少ない鳥ですし、

北米に生息する鳥であまり長距離の渡りは行わないとされているので、

今後日本で観察される可能性は限りなくゼロに近いことでしょうね。

このシーズンは珍鳥が次々飛来して、鳥だけでなく大勢の人々で賑わったことを懐かしく思い出します。

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今季ようやく飛来してくれたツクシガモ。

色彩が派手なうえに、小型のガンよりも大きな体は遠くからでもとても目立ちます。

先日撮影したコクガンは、このツクシガモよりもやや小さな鳥です。

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今シーズンは草地が刈られているので諦めていたのですが、地面をよく見るとホオアカが飛来していました。

まともな写真にはなりませんが、姿が見られただけでも嬉しいです(^^)

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おまけです。

ノスリ

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カワセミ

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カワアイサ

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コガモ

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イカル

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コガラ

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オオアカゲラ

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メジロ

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イスカ

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