Eyvind Earle

かれこれ2か月近くも、家の中だけで腐った生活を続けています(^^ゞ

体調の方はむしろ悪くなっているような気もしますが、

なるようにしかなりませんから、運を天に任せることにしましょう。

 

生きていれば良いこともあるもので、こんなものに思わずポチッとしてしまいました。

 

 

没後17年も経って、このような画集が出版されるとは思ってもみませんでしたが、

私が唯一、最高の画家と思っているEyvind Earleの画集です。

名前を知らない人でも、この絵を見るとピンとくると思いますが、

そうディズニーの絵ですね。

眠れる森の美女の背景画に携わったことで有名な画家です。

 

彼の作品の多くはシルクスクリーンという版画で、ネットで検索すればいくらでも出てきますが、

それ以外の作品は、ごく僅かにしか見当たりません。

この画集には、若い時代のスケッチのようなものから、油絵、

そしてディズニー映画の背景としての元となったコンセプト画像の多くが掲載されていて、

これまで出版された画集を全て持っている私にとっても、特別な一冊となりました(^^)

この絵1枚を見ても、晩年まで脈々と続く、彼の独特なタッチが見てとれます。

 

昔はAmazonで簡単に洋書を購入できる時代ではありませんでしたから、

既に絶版になっていた画集を、

定価の倍以上もかけて、苦労して入手したことを思い出します。

 

お金と飾るスペースがあれば、本物の作品をコレクションしたいものですが、

さすがにもう出回っているものは少ないでしょうし、

ウサギ小屋で無職の私にとっては、

かつて清水の舞台から飛び降りて、一枚だけ購入した作品を大切にしていこうと思います。