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飛びそうなものなら撮ってみよう!

この時期お山へ行くと、ヤマアジサイが咲き乱れています。

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そしてマタタビの独特な香りも立ち込めています。

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目まぐるしく変わるお天気で、ほとんど鳥さんは撮影できませんでしたが、

今年はホトトギスに縁があるようです。

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そしてこちらはホトトギスと同じ仲間のセグロカッコウです。

真黒なシルエットになってしまいましたが、撮影できたのは初めてのことなので嬉しかったです。

いつか、尾羽の黒帯が見える写真を撮りたいものです。

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日本ではこれまでに繁殖確認はされていない鳥ですが、

当地では5月から8月頃まで鳴き声を聞くので、間違いなく繁殖しているものと思われます。

カッコウやホトトギスの仲間は巣を持たず、ほかの鳥の巣に卵を産んで育ててもらう特異な鳥ですが、

これらの鳥が多いことは、それだけ沢山の小鳥が生息している指標でもあります。

 

セグロカッコウの托卵先は、主にオウチュウという鳥だそうですが、

日本では極めて稀にしか観察する機会のない鳥です。

もちろん、当地でオウチュウが繁殖することはありえませんので、

どんな鳥に托卵しているのか興味深いところです。

山々の尾根沿いに行動し、低い場所には下りない点はツツドリに一番近いので、

ムシクイ類に托卵しているのかもしれません。

 

鳥があまり撮れなかったので蝶を撮影してみました。

おそらくジョウザンミドリシジミだと思います。

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ミドリシジミの仲間はとても人気が高いようで、

たまに野鳥撮影と同じような装備で蝶ばかりを撮影されている方を見かけます。

マクロ撮影のように見えると思いますが、目線より高い位置にしかとまらなかったので、

1円玉と同じくらいの大きさの蝶を6m以上離れた場所から撮影しています。

この時期はあまり昆虫には目を向けてませんでしたが、

これほど美しい蝶を一度撮り始めると、はまってしまいそうです。

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羽は付いていないですが、この子もきっと飛べるはず!

ムササビです。

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